オーストリアな1日

自分の人生に大きな影響を与えてくれたのは、大学4年の時に行ったヨーロッパ周遊。いわゆるバックパッカー。行く場所もロクに決めず、行き当たりばったりに近い3週間の旅行。その道中、最も印象深かったのは、記録的な大雪の朝、新雪をかき分けて行ったオーストリアのベルヴェデーレ宮殿。そこで観た#クリムト と#シーレ と#ココシュカ の魂たち。大きな絵の前にはソファーがそれぞれ置いてあり、ゆっくり鑑賞したのを今でも覚えている。特にシーレは内臓をつねられた様な、取り払えない違和感を身体の芯に残した。それから20年経った今、日本/オーストリア外交150周年という事で、#国立新美術館 でウィーン・モダン、#東京都美術館 で#クリムト展 がそれぞれ開催されている。勿論ハシゴしてきた。
そりゃあ#ベルヴェデーレ宮殿 と比べるのは酷だとして、十分見応えはあった。#ウィーンモダン展 は、オーストリアの美術史を。#グスタフクリムト のボリュームは全体の3割くらいかな?楽しみにしてた#エゴンシーレ は・・・もうちょっとボリューム欲しかったかな?ココシュカは、ほんの数点。クリムト好きは国立新美術館→東京都美術館の順番で行きましょう。エゴンシーレ好きは、過度な期待は無しで、滅多にない機会を楽しもう。
美術館に行く時は、首から#サンプソンモーダン社 のペンシルホルダーを下げ、手にはライカの単眼鏡。
あ、そうだ、持ってるクリムト画集、シーレ画集、昔銀座松屋で催したポスター展の画集を今一度読み直そう!

1cmの宇宙 ガラス作家ナカダマサヒデ's Ownd

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