帰還祭
「別れ」それは人生において色んなタイミングで起こる。
私は別れや悲しみの思い出を、喜びや楽しさで塗り変えるようにしている。
例えば、そう言うタイミングの時に大きな買い物や旅などをする。
悲しみで満たされない様に、喜びで蓋をする。
今回、長くお世話になった委託のお取引が先方の都合で終わりになった。
いつか訪れるものであり予感はしていた。
返(帰)ってきた作品たちは、どこか寂しげと言うか、ご縁を見つけられなかった不甲斐なさで縮こまっている様に見えた。
そこで、帰ってきた作品を綺麗に磨き直し「ご縁」を見つけるべく「帰還祭」を開催することにした。
全てが一点ものの私の作品は、皆様との「出会い」の意味合いが非常に強い。新しいスタートを切る子供達の幸ある未来を願って、価格も新たに見直した。価格とはその作品の評価なのだろうか?いや、安いからといって劣るものでもないし、安くなったからといって作品の質を貶めるものではないと思っている。多くの「ご縁」がありますように。生みの親としてはただただ願うばかりである。(帰ってきた作品と早くご縁を見つけたい作品を選びました)
帰還祭
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